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不動産豆知識
- 『 徒歩○分は何メートル 』
- 不動産広告に見られる「徒歩５分」はいったいどのくらいの距離なのか考えたことがありますか？
不動産広告の規定によりますと、徒歩１分は約８０ｍと規定されています。ですから徒歩５分は約４００ｍということになります。
- 『 建築条件付宅地 』
- 建築条件付宅地とは、土地売買契約後３ヶ月以内に土地の売主と購入者との間で建物建築請負契約が成立することを条件として土地を販売するものです。
この期間内に請負契約が成立しなかった場合は、契約が白紙となり、受領済の金銭は全額返還されます。
- 『 建ぺい率・容積率 』
- 都市計画区域内では防火上、衛生上等の見地から、敷地の中に一定割合以上の空き地を保有させることになっています。その定め方として、
「建築面積の敷地面積に対する割合を建ぺい率」、「延べ面積の敷地面積に対する割合を容積率」といいます。
- 『 敷金と礼金 』
- 敷金は主として借家契約において行われます。契約終了時に返還されることが原則です。ただし、契約の終了時において賃借人に家賃等の債務が残っていたり、
賃借物について損害賠償債務が存在している場合には賃貸人は敷金から差し引く権利を持っています。これは賃貸人の権利であって義務ではありませんから、
賃借人より滞納分を家賃から差し引けと主張することはできません。
一方礼金は、賃貸人から賃借人への返還はしないことを原則としています。
- 『 １坪は何平方メートル 』
- 一般的に、１坪は３.３㎡といわれますが、不動産業者間では、０.３０２５という数字を使用しています。
ですから、１００㎡は３０.２５坪となります。逆に、１００坪は何㎡かという場合には０.３０２５で除算すれば良いことになり、
３３０.５７㎡となります。これに基づき計算すると１坪は３.３０５７㎡となります。
- 『 地目について 』
- 登記簿や不動産の広告を見ますと、かならず「地目」という言葉がでてきます。
これはその土地を登記した時の状況を表示しております。ですから、必ずしも現在登記簿上の地目になっているとは限りません。
「田」「畑」と地目に表示されていても現況が駐車場になっている場合などがあります。地目は参考として、現況は必ず確認する必要があります。
- 『 土地の価格 』
- 土地の価格を査定することは簡単にはできません。なぜなら、土地はひとつとして同じものがないからです。環境・道路・形・向きなどにより、
かなり価格は異なります。しかし、参考の価格、近隣の価格を判断する手段があります。それは「地価公示価」とよばれるものです。
「地価公示価」は毎年一回1月1日が価格時点になっており、その目的は「都市およびその周辺地域等において土地の取引を行うもの（国等を含む）は
取引の対象土地に類似する利用価値を有すると認められる標準地について公示された価格を指標として取引を行うようつとめなければならない」
となっています。これは努力義務であり、土地の二極化がすすむ現在、必ずしもこの価格で取引されるものではありません。やはり、人気のある物件は高く、
人気の低い物件は安く」というのが現状です。地価公示価は毎年3月の4週目に新聞掲載されます。
- 『 ＬＤＫとＤＫの違い 』
- よく不動産賃貸広告に「2LDK」や「2DK」と表示があります。ではLDKとDKの違いとは何でしょう。
まず定義からですが「DKという文言はその部屋が食事室兼台所として使用するために必要な広さ及び機能を有しているという意味で用いる」とあります。
一方LDKは「LDKという文言は居間・食事室兼台所として使用するために必要な広さおよび機能を有している意味で用いる」とあります。
それでは居間を兼用していると判断する材料は何でしょうか。これには明確な線引きがあります。LDKは9帖以上の広さを有している物がLDKになります。
ですから、2DKと2LDKの違いはダイニングキッチンが９帖以上かそれ以下かという違いになります。
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